早稲田大学少林寺拳法部

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■少林寺拳法とは?

  格闘技や武道に詳しくない人にわかりやすく説明すると、少林寺拳法とは、合気道と空手の良いところを融合させたような武道であり、突き、蹴りなどのいわゆる「打撃技」と抜き、投げ、固めなどの「投げ技・関節技」をバランスよく修得する事が出来ます。

 また、少林寺拳法は完全な「護身術」であり、相手を必要以上に傷つけたり、相手の身体を「破壊」してしまう事ではなく、相手を「制する」事を目的としています。たとえば関節技なども、自分の身を守るために最低限必要な効果、つまり相手の自由を奪ったり、動きを一瞬だけ止めるという、そういったタイプの技がほとんどです。
 相手の身体を傷つけることなく行動の自由を奪うと言う点においては、警察官が使う逮捕術、捕縛術とも似ているかもしれません。

 さらに、「力」ではなく「技」を重視しているので、体格の小さな人や女性、体力に自信が無い人に特に向いている武道と言えます。実際に、女性経験者も非常に多いことで有名です。
 練習方法も、ただひたすら身体を鍛えるなどということはせず、どんなに非力な人でも技をかけることが出来るように、最小限の力で最大の効果を生み出す事ができるような理論を学ぶ事がメインとなります。

 こういった説明をすると、「弱そう…」だとか、「本当に使えるの?」と思う人がいらっしゃるかもしれません。
 しかし、少林寺拳法は非常に「実戦的」な武術であると言われています。柔道やボクシングなど、多くの格闘技が「競技化」の道を辿る中、少林寺拳法は、現在でも、武術とは、実際に日常生活の中で遭遇する危険に対処するためのものである、と言う理念をもち、それに即した技術体系を保持しているので、「護身術」としての完成度、実用度は非常に高いと言えるでしょう。

 また、空手や柔道などに比べるとマイナーなイメージがありますが、少林寺拳法は、単一流派としては国内最大の規模を誇り、日本九大武道の一つにも数えられています。芸能人などにも少林寺拳法経験者は非常に多く、女優の戸田恵梨香や歌手の安室奈美恵、GacktやL'Arc〜en〜CielのHYDEなど、意外な人物が少林寺拳法を特技のひとつとして挙げています。

 ちなみに、少林寺拳法連盟の登録会員は140万人で、日本国内には約2,850の支部があります。また、海外25ヶ国にも普及し、少林寺拳法世界連合(WSKO)によって各地区講習会や4年に一度の国際大会なども開催されています。毎年行われている本山での合宿では海外の拳士と交流することができます。

 文章だけで少林寺拳法の全てをお伝えすることは不可能です。是非、デモンストレーションや練習の見学に来ていただいて、その魅力を直に感じて頂きたいと思います。